データ量の増大は止まることを知らず、企業も個人もストレージ容量の確保に頭を悩ませています。しかし、最新鋭のストレージシステムは高価であり、予算が限られている場合には導入が難しい場合もあります。そのような状況の中、本記事では、中古市場で比較的安価に入手できる旧型のストレージシステム「 DELL PowerVault MD1200 」を取り上げます。
DELL PowerVault MD1200 とは
DELL PowerVault MD1200は、デルが提供するダイレクトアタッチストレージ(DAS)拡張エンクロージャです。6G SASに対応し、ラックマウント型の2Uシャーシに最大12台の3.5インチSASドライブを搭載可能です。PowerEdgeサーバーにSAS接続し、PowerEdge R610やR710といったDELL第11世代のサーバーや、PowerEdge R620やR720といったDELL第12世代のサーバーに接続して利用されてきました。
現行の主流である12G SASの1世代前の6G SAS製品であり、発売から時間が経過しているため、既に新品の販売は終了しているため、中古市場でかなり安価に入手できます。信頼性の高い製品でであるため、まだ現役でご利用されているユーザー様も多くいらっしゃいます。高いI/O性能を求められない用途向けや、一時的なデータの保管場所など、利便性の高い製品です。
DELL PowerVault MD1200を使用するメリット
安価に大容量ストレージを構築可能
中古のMD1200と新品の大容量HDDを組み合わせることで、最新鋭のストレージシステムと比較して、大幅にコストを抑えながら大容量ストレージを構築できます。尚、ご希望があれば新品のHDDではなく、容量2TB程度のデータ消去済中古ディスクを搭載した状態で納品することも可能です。
運用中のMD1200の保守部材として活用可能
現在MD1200を運用している場合、故障時の交換部品として中古のMD1200を確保しておくことで、システムの安定稼働を継続できます。メーカーからの保証を受けられないため、セルフサポートのために部材を確保することはとても重要なことです。
環境負荷の低減
近年、データ量の増加に伴い、ストレージデバイスの需要が拡大しています。しかし、新しいストレージを購入するたびに、古いデバイスが廃棄され、電子ごみ問題が深刻化しています。このような問題に対し、中古ストレージの活用が解決策となりえます。
中古品を活用することで、廃棄物の削減に繋がり、環境負荷の低減に貢献できます。新品の製造には多くの資源とエネルギーが必要ですが、中古ストレージを再利用することで、これらの消費を抑制し、電子ごみの量を大幅に削減できる可能性があります。
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